こんにちは。アジア・アライアンス・パートナーのアイです。
緑地に魅了され、世界トップのオゾン発生源とされる緑豊かな自然に囲まれた新鮮な空気を体験したい方に、バンコクの肺とも称される「クンバーンカチャオ・サムットプラーカーン」をご紹介します。
バーンカチャオ・サムットプラーカーンとは
緑豊かな「バーンカチャオ」又は 「クンバーンカチャオ」 は、バンコクの南、サムットプラーカーン県プラプラデーン都に位置してあります。川の湾曲によって形成され、豚のお腹の様に見える大きな緑地で、チャオプラヤー川に囲まれている為、“クンカポムー”と呼ばれています。
かつては、密集したマングローブの森林と果樹園が広がり、新鮮な空気と豊かな生物多様性を持つ自然資源が見られる場所でした。クンバーンカチャオには、水路が流れ、流された土砂が土地を肥沃にしているため、様々な種類の果樹を栽培し、さまざまな風味の製品へと加工が可能です。
また、クンバーンカチャオには、緑豊かな木々が密集しており、素朴の生活スタイルが残っています。これが、空気汚染が進むバンコクから、新鮮、きれいな空気とリラクゼーションを求める観光客を惹きつける魅力となっています。
クンバーンカチャオは、現代の観光ニーズに対応した様々な魅力的な要素が詰まっています。さらに、観光客が体験できる様々なアクティビティがあるのも特筆すべき点です。その中でも「バーンゴーブア」は、タイで最も注目を集めている低炭素コミュニティ観光地の一つです。
お勧めの観光スポット
1 バーンゴーブア
「バーンゴーブア」 は、チャオプラヤー川沿いに位置しているコミュニティで、村民は主に農業を営んでいます。この地域の有名な果物であるナムドクマイ・マンゴーをはじめ様々な種類の野菜や果物を栽培しています。さらに、このコミュニティは豊かなニッパヤシの森林が特徴的で、その美しい風景が訪れる人々を魅了しています。
バーンゴーブアを訪れると、まず目に入るのは”クロンペー川”です。ここではカーボンフリーボートを漕ぎながら、村民の生活様式や運河の風景を楽しむことができます。この自然が創り出すトンネルは、クンバーンカチャオの新たな観光スポットとなっています。
2 バーンナムプン水上マーケット
サムットプラーカーン県プラプラデーン都にあるバーンナムプン水上マーケットは、エコツーリズムを推奨し、地元の製品を販売することで村民が収入を得ることを奨励する観光名所です。
マーケットには、数多くのお店が並び、地元の料理やお菓子などが販売されています。また、バーンナムプンコミュニティの人々が作ったOTOP製品も取り扱っています。OTOP(One Tambon One Product)とは、タイの各地域が誇る伝統的な製品や工芸品のことを指します。
しかし、このマーケットは土曜日と日曜日のみ開催されますので、訪れる際は日程の計画を忘れずに。ここでは、地元の生活文化を感じつつ、自然を楽しむことができます。地元の美味しい料理を味わいながら、地元の人々が作り出すハンドメイドの製品を見つける楽しみもあります。
3 シーナコーン・クアンカン公園
この公園は家族や友だちとリラックス、運動、サイクリングや魚の餌やりなど、憩いの場として非常に人気の高いスポットです。園内にはサイクリングロードが整備されており、一定間隔で休憩所が設けられています。自転車に乗りながら公園内を巡ることで、美しい自然風景を存分に楽しむことができます。サイクリング中に立ち寄っていただきたいのが、豊かな自然に囲まれたバードウォッチングタワーです。ここからは、公園の美しい風景を一望することができ、様々な種類の鳥を観察することも可能です。
4 タイの闘魚博物館
プラプラデーン都のバーンカチャオ地区に位置する闘魚博物館は、エコツーリズムを推進し、学習やレクリエーションを目的に設立されました。ここでは、闘魚に関する様々な展示や、多種多様な闘魚を鑑賞することができます。訪れる人々は、闘魚の生態や種類について学ぶことができます。
バーンカチャオは自然、グルメ、お寺など豊富な観光資源を持つ地域です。休日にバンコク近郊で過ごす場所を探している方は、ぜひ一度、バーンカチャオの魅力を体験してみてください。自然と共にリラックスし、新鮮な空気を吸い、美味しい地元の料理を味わい、そして、神聖なガネーシャ神の祝福を受けてみてはいかがでしょうか。
最後に
バーンカチャオは自然、グルメ、お寺など豊富な観光資源を持つ地域です。休日にバンコク近郊で過ごす場所を探している方は、ぜひ一度、バーンカチャオの魅力を体験してみてください。自然と共にリラックスし、新鮮な空気を吸い、美味しい地元の料理を味わい、そして、神聖なガネーシャ神の祝福を受けてみてはいかがでしょうか。