こんにちは。アジア・アライアンス・パートナーのタイ人スタッフ、ニンです。
タイは雨季に入り、雨が降る日が多くなってきました。天気が崩れやすいこの時期は旅行者からは人気がありません。ですが、雨季にだからこそ絶景が楽しめる観光地というのがタイにはあります。特に現在、「カオチョンロム」という観光地は、雨季にしか出会えない美しい緑の絶景を一目見るため、多くの観光客であふれており、SNS上でも、カオチョンロムに観光を訪れた人の写真が多く見られます。今回はそんなタイの絶景観光地、 「カオチョンロム」 についてお話したいと思います。
「カオチョンロム」はどこにある？
カオチョンロムは、タイの中部地方、バンコクから車で約3時間のナコンナヨック県に位置しています。カオチョンロムは、1年を通して訪れることができる観光地ですが、雨季（６月～10月）から乾季（11月～２月）の時期であれば、カオチョンロムの景色はより美しく、天気も涼しく過ごしやすいです。特に、雨季終わりから乾季始まり頃（10月下旬～11月上旬）は雨に濡れて輝く緑と霧が最も美しい時期です。
カオチョンロムの魅力
カオチョンロムは山や川などがある、自然を満喫できる観光地です。特に、カオチョンロムの雨季にしか見られない生き生きとした緑の絶景がその一番の魅力です。また、カオチョンロム周辺には、小さな滝などのいくつかの観光スポットがあり、周辺をロングテールボートで巡るツアーを楽しむことができます。
ロングテールボートは乗り合いあるいは貸切りで乗れますが、観光客が多い５月下旬から11月上旬までは貸切ることができません。ロングテールボートのチケットは、7時から16時頃まで販売されており、乗り合いの場合の料金は、一人当たり200バーツです。貸切る場合は一隻当たり1,500バーツ（最大７人乗り）です。ロングテールボートツアーの所要時間は1回あたりおよそ２時間程度です。
カオチョンロム周辺のおすすめ観光スポット
カオチョンロム周辺には、いくつの観光スポットがありますが、ロングテールボートに乗られなければ、近づくことができないスポットもあります。それが「パーガームゴーン滝」及び「カオチョンロム滝」です。パーガームゴーン滝とカオチョンロム滝は、場所によって異なる美しさを持つので、流れに沿って複数のロケーションに行くことをおすすめします。また、滝を眺めるだけでなく、川に入って水遊びも楽しめます。
カオチョンロムへの出発前の準備
雨季は、雨に濡れた地面が滑りやすくなるので、運動靴など動きやすく履き慣れた靴で行くことをお勧めします。また、カオチョンロムの自然を存分に楽しむために、動きやすく汚れてもいいアクティブな服をご用意ください。
旅行者には敬遠されがちな雨季ですが、今回ご紹介したカオチョンロムは雨季だけの美しさが楽しめる絶景スポットです。あえて雨季のこのタイミングにタイの観光を計画しカオチョンロムを訪れてみてはいかがでしょうか。
